闇夜のヘヴィ・ロック

サイエンスゼロで粘菌が迷路を解くという実験をやってた。
そういえばこれ、「もやしもん（アニメ）」で見たなぁ、と。
その時よくわからなかったんだけど、正確には迷路を解くのではなくて、粘菌が迷路の最短コースを見つけるというものらしい。

まず粘菌を迷路全体に敷く。スタートとゴールに見立てた2箇所の出入り口にエサを置く。迷路には数々の分かれ道があって、どっちを通ってもエサにたどり着くんだけど、数十時間かけて粘菌はその2箇所の出入り口を結ぶ最短距離を見つけるのだ。（その他の箇所に敷いた粘菌は消えてしまう）

単細胞の粘菌になぜそんなことが可能なのか？！
という不思議も仕組みは簡単で、粘菌にある細胞質が流れる管が関係しているらしい。

粘菌は活動するにあたってポンプのような役目を果たす仕組みもあるらしい。そのため細胞質が管を流れることが出来る。自然エサがある箇所（出入り口）の活動が激しいため、その付近ほど細胞質が早く多く流れる。結果、流れの悪い遠い管は消えていってしまうのだ。

調べてみると、この実験、８年くらい前に発表されたものらしい。意外に最近なのね。



■最近見てたアニメメモ
「カウボーイビバップ　#闇夜のヘヴィ・ロック」
あの謎の宇宙生物も粘菌の仲間だったのだろうか。
その生物を寝ぼけて食べちゃうビバップ号で一番たくましいエド。